パワーフード「まこもたけ」
2022/08/31の夕食
●十六穀米入りご飯
●豚肉とマコモダケの炒め物
●ごぼうサラダ
●モロヘイヤ
●じゃがいもとわかめの味噌汁
また、5日ぶりの更新
(30日に息子2号が夏休み2度目の帰省 と その他もろもろの事情により)
15日に大阪に戻ったのに、舞い戻ってきた
たまに帰ってくるので、普段食べてない物を作ろうか、とつい思ってしまう
大学の学食でも、魚料理と言ったら「さばの味噌煮」くらいしかないらしく(息子2号は白身魚のアレルギーなので、メニューにないのか、食べれられるものがそれしかないのかは不明)できれば魚をと。
でも、今日は豚肉(笑)
マコモダケを直売所で見つけてしまい、便秘気味の私はついかごに入れてしまった
スーパーフード まこもだけ
@直売所 マコモダケに群がってるおばちゃんたち
(福井弁で)
おばちゃんA:「これなんやの?」
おばちゃんB:「これかぁ、たけのこんたなのや。炒めるとおいしんやざ」
おばちゃんA:「ほぉかぁ、これ皮むくんけの?」
おばちゃんB:「この青いのだけのぉ」
と、会話が永遠につづく
ちょっと、はやくそこどいて欲しい
せめてちょっと横にずれてよ
と思いながら、反対側から手を伸ばして取ったよ
なかなか元気なおばちゃん達 私の事なんぞ、out of 眼中
食物繊維が多くカリウムが豊富
なので、腸内環境を整えて便秘に効く!
むくみ解消、利尿作用によるデトックス効果もあり!
しかも、発酵させなくても有益な細菌が住み着いている!
なんともすばらしい食材
ちなみに、マコモダケはたけのこの仲間じゃありません
「マコモ」というイネ科の植物の茎の根元に「黒穂菌」が住みついて大きくなったもの
たしかにたけのこのような食感だけど
イネ科です!
ちょっと甘味があるし、クセがないので炒め物でも煮物でも、そのまま焼いてもなんでもいける!
まこもは神の宿る草
まこもは日本で稲作が始まる以前から自生し、どんぐりや栗などと共に人々の主食として食べられ、衣食住の材料として用いられてきたらしい
また、「神の草・神の宿る草」と言われ、古事記や日本書紀の古文献、出雲風土記に記述があり、お釈迦様がその昔、まこもを用いて人々の万病をも直したと語り継がれている、偉大なる薬草ともいえる水生植物
出雲大社(縁結びの神様で、ここで結婚式を挙げた)の、あの巨大なしめ縄の一部にもマコモの葉が使われているし、夏越の大祓祭の茅の輪くぐりの茅の輪にも、まこもが使われているらしい。(あの福井分院のしめ縄は、800Kgもあるんだそう)
一緒に炒める野菜たち
左上から時計回りに、ピーマン、人参、まこもだけ
2つ、まこもだけを切ったんだけど、写真右側のほうのまこもだけに黒い斑点が見えると思うが、それがまこもに寄生する黒穂菌
気温が下がると出てくる。 これが「マコモズミ」と呼ばれ、平安時代にはお歯黒や眉墨に使われていた。勿論食べれるけど、増えてくると食味がおちてしまうらしい。
一物全体
残った葉っぱ
干してからからにして、お茶として楽しめる
おまけに消臭効果もある
煮だしてお風呂に入れても
なんとすばらしい食材
次は、焼いて塩だけで食べてみたい
またね♡