やまとひなぎくのブログ

食べることは生きる事  You are what you eat!

白血病発覚から10年

2022/11/26  娘の誕生日

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☆フルーツケーキ

☆抹茶ケーキ

(スポンジは主人が焼き、飾りつけは娘担当、私はしんどくて寝てました💦)

 

26日は、娘の誕生日だった。

いつの日からか子供達の誕生日には、主人がケーキを作る事になっている。

それまでは、息子1号2号には卵と牛乳のアレルギーがあったので、それを含まないケーキを毎年私が作っていた。スポンジには卵を入れず、生クリームは豆腐で代用。
それはそれで美味しかったんだけど、主人は本物(何が本物なのか分からんけど)のケーキを味わわせてやりたいと思ったのだろう、何年前からだろうか、主人が作り出したので、私はお役御免でケーキ作りから退散させてもらった。

息子1号、2号と家を出て暮らすようになり、ケーキを作る頻度は落ちてきたけど、娘はまだ14歳、あと何年作るつもりなのだろうか、ホント、感心する。

とうちゃんの「ケーキ」と「カレー」は、みんな忘れないんだろうね。

 

娘の誕生日が来ると思い出す

白血病が発覚した日

10年前のちょうどこの頃

 

 

11/05 熱が続き食欲が半減 幼稚園休む

11/09 大学病院救急へ
急性咽頭炎と言われ、自宅で経過観察 

11/13 ちょっと良くなってきたので幼稚園へ(いま一つ顔色が良くない←先生談)

11/23 ケーキをつくるが夕方元気がなくなる、鼻づまり、食欲低下(飲み込めないと言って出す)

11/25 幼稚園へ行ったが夕方寝てしまう

11/26 登園したが、すぐ帰宅
両側膝より抹消に発疹 かゆみあり 盛り上がっていたが2時間ほどで消える

11/27 近所の内科へ
ぐったりしていて幼稚園休む 風邪と診断  薬→サジデン処方

11/28 知り合いの耳鼻科へ
風邪と診断 鼻の吸引 耳垢がたまっていて取れないので、薬を入れて柔らかくし次回耳垢取ると予約

11/29 大学病院小児科外来へ
朝、歯茎が腫れているのに気づき受診
歯肉腫脹 ヘルペス性歯肉炎と診断  薬→ムコダインセフゾン
左手の甲に水疱が出来ていた

11/30 大学病院救急へ 
薬を飲んでも改善が無かったら薬を替えると言われ、改善が無かったので嫌がる娘を説得し救急へ
ヘルペスと診断  薬→バルトレックスとピリナジン

12/01 40℃の熱 後脛部痛、後脛部腫脹 首が痛くて動かせない

12/02 大学病院救急へ
39℃の熱 2人の救急の医師に診てもらってもはっきり診断がつかず、小児科の先生を呼んでみてもらった結果、入院して治療するかとりあえず家に帰って様子を見てでもいいかを判断するために血液検査をする

結果 白血病の疑いで即入院

12/03 白血病と確定

診断がつくまで、約1カ月

長かった

今まで、子供が熱を出しても家で手当てをして治し、滅多なことが無ければ病院に行かなかった私が、1ヵ月でこんなにも病院に行った
ヘルペス性歯肉炎と診断した小児科医師は、悔しくも小児の血液腫瘍の専門の医師
こんなに歯が歯肉に埋没してるのに、ほんとに歯肉炎?って思った

 

ずっと辛かっただろうに

クリスマス会の役決めもあったし、自分の料理教室も休むわけにはいかなかったから、ちょっと元気になると幼稚園に行かせていたことを後悔

もうちょっと早くに血液検査をしてもらっていれば

もうちょっと医師にちゃんと見て下さい!と言える勇気があれば

もうちょっと娘に向き合っていれば

もうちょっと もうちょっと

 

「歯肉の腫れ」白血病の初期症状

もし、だれか、子供がそんな症状で悩んでいたら、即血液検査をしてもらって!

福井県では、小児のリンパ性白血病は年間2~3人、小児の骨髄性白血病は年間1人
位と医師に言われた

まぁ、風邪だと診断されてもしょうがないが、「母の勘」は大事!

どんなに迷惑な親だと思われてもいいから、検査は早めにしてもらって欲しいと願う

それよりも、原因もわからない子供のこんな病気、この世からなくなって欲しい

 

またね