やまとひなぎくのブログ

食べることは生きる事  You are what you eat!

ごぼうは水にさらさないで!

●5月13日● 本日の給食

ご飯

白身魚の野菜あんかけ

厚揚げのおろし和え

じゃがいもとごぼうの味噌汁

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今日は味噌汁に大好きなごぼうが入っている!!

 ごぼうは皮もむかないし、アク抜きもしない

 「食育の祖」と言われている福井出身の石塚左玄を知ってますか?

その人の訓えのひとつに「一物全体」というのがある

「栄養は食べ物の一部分にあるのではなく食べ物全体にあるから、そのままの丸ごと全体食が体に良い」という訓え

 まず、

洗ってあるごぼうは買わない

皮はむかない

水にさらさない

 

おどろきでしょ?

私もこれを習った時「目からうろこ」だった

 

ごぼうの皮は、糖尿病や脂肪の蓄積を予防するクロロゲン酸が根の2倍!

たわしでこすって洗うだけでいい!

洗いすぎると香りも栄養も消えてしまう

 

切ってから水にさらすと、水が茶色くなるのはクロロゲン酸の流出のせい

水溶性の食物繊維も流れ出てしまうので、水にさらさず切ったらすぐ調理する

 

かといって、このまま使うと美味しくないので、アクを旨味に変える方法!

①ひたすら炒める

 油をひいてごぼうのアク臭ささがいい香りに変わるまで炒める

②蒸し煮(私はこちら派)

 油をひいてごぼうをさっと炒め、梅酢少々ふってふたをして弱火で蒸し煮(梅酢がなかったら塩一つまみでもいいよ)良い香りに変わるまで焦げないように

(厚手の鍋の方が焦げなくていいよ!もし焦げるのが心配だったら水を少々入れてね)

  こっちの方が蒸し煮している間に他の事ができるから楽ちん♪

 

ごぼうの香りも旨味もあっておいしい!

 

ごぼうを買う時は、立てて持った時に ぴん! と立つものを選んで

 

まったね~!