やまとひなぎくのブログ

食べることは生きる事  You are what you eat!

野菜本来の味とは?(今年のテーマ)

幼稚園の今年の食育テーマは、

「五感を感じて食体験を積もう!」

 

ここで味覚の話をした

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野菜本来の味って知ってる?

今、畑で夏野菜が採れ出したが、採れたての野菜は美味しい!

でも、茎につながったままの野菜を食べたことはないよね?
今、やってみた!畑のきゅうり

 いやぁ、瑞々しいとはこのことだよ 

だって、根から茎、そして実につながる管から水分が補給されている状態なんだから瑞々しい!

もし、機会があればやってみて

 

で、この野菜たちをどうやって調理して美味しくするか

子どものアトピーがきっかけで、料理なんて大っ嫌いだった私が料理を習いに行った大阪の「正食協会」

15年以上前になるが、その当時はマクロビオティックがブームで、たくさんの人が受講していた  師範科の卒業制作発表も、大阪の某ホテルで開いたくらい😲

 

そこで学んだのが、野菜のうま味の引き出し方

蒸し煮!!

こちらでも書いている

yamatohinagiku.hatenadiary.jp

 

例えば昨日の給食の「焼肉風炒め物」はこう作った

(給食は大量なので鍋で作るけど、家庭では鍋をフライパンに読み替えて!)

①冷たい鍋に肉を広げて入れる

②油をかけて全体になじませる

③弱火にかけてゆっくりと炒める (最初に出てきたアクだけすくい取る)

途中2~3回さっと木べらで混ぜるだけで、さわる必要なし!

急激に温度が上がると肉も野菜も一気に縮んでかたくなってしまう 水分がどんどん失われて素材のうま味も抜けてしまうから、絶対弱火でゆっくり火を通す!

肉は50℃前後をゆっくり通過させながら加熱すれば、縮まずふっくらする

④一旦肉をボールにあけ、冷めた鍋に野菜を入れる

⑤弱火で炒める(肉同様しゃかしゃか混ぜなくてもいい、弱火だからない大丈夫!)

⑥塩を一つまみふって蓋をして蒸し煮

(もし、焦げるのが心配だったら大さじ1位の水を入れて)

ここで、お野菜のうま味がじわじわと引き出されて、美味しくなる!

⑦野菜に火が通ったら肉を入れて味付け

 

 昔息子に「野菜炒めは好きじゃない、炒めただけで手抜き」と言われたが、いやいや手抜き料理じゃないよ!息子よ!

確かに、料理なんて誰にでもできるさっ!って思ってた頃は、中華鍋で肉を炒めて野菜を炒めて味つけておわり!だったからね(笑)

肉は固いし、野菜は焦げてるのに生っぽい(笑)

美味しくなかったよね、ごめんよ。

あ、肉の調理法は後で独学で勉強したので、大阪では習ってません(笑)

 

野菜単品(人参だけ、キャベツだけとか)を蒸し煮で調理して、その野菜の味を味わってみて

素材の味が分かれば、料理の幅も広がる!

 

料理はまさに化学だね

 あ~、もっと色んな勉強しておけばよかったね、若い時

そうそう、厚手の鍋があると蒸し煮には便利です 焦げにくいので

 

じゃあね~