やまとひなぎくのブログ

食べることは生きる事  You are what you eat!

私はバルサ❗️

2022/07/21の夕飯


f:id:yamatohinagiku:20220722001835j:image

 

🍚十六穀米ごはんおむすび

🍚マッサル

🍚シュルジ

🍚きんぴらごぼう

🍚もずく酢

 

今日から娘はお弁当を持って塾に行く(学校の夏休みの宿題をやりに行くと言った方が正確)ため、自分の好きな物を入れて欲しいらしい。

で、すべてリクエストメニュー  

これで宿題に対するモチベーションが上がるのならお安い御用

 

いつも作ってない料理 & お弁当箱に詰める

どちらも私にはハードルが高すぎて、時間の配分が全く分からない

 

まずもって料理名がわけわからん

マッサル???シュルジ???

それもそのはず、知る人ぞ知るという料理名

上橋菜穂子さんの「精霊の守り人」シリーズの本の中に出てくる料理

(もずく酢ときんぴらはちがうよ)

それを料理本にしたのが、これ ↓
f:id:yamatohinagiku:20220722002028j:image

私にとって、まったくもって異世界の料理

以前、この本に書かれている料理のいくつかを、娘が作ってくれたことがあるので、なんとなく雰囲気はわかる

だが、私は上橋菜穂子さんの本を全く読んだことがない

この本をパラパラとめくると、どうみてもお洒落な部類の料理でない

西欧ではなくどちらかというと中東っぽい

ちょっと固めのパンや肉類、鍋ものが多く出てくる

この物語の世界は寒い所なのだろうか?

 

カンバル語 ロタ語 など、謎の言語も登場する

この料理を食べると、この本の中の登場人物になった気分になったり、臨場感を味わっているのだろうか?なぞが多すぎてついていけない

いくつになってもファンタジー大好き娘

 

マッサル


f:id:yamatohinagiku:20220722002041j:image

一言でいえば、肉団子の揚げたの

味噌を入れたが、あまり味噌っぽくなかったので次回は味噌多めで(次回あるのか?)

 

シュルジ


f:id:yamatohinagiku:20220722002053j:image

これが難関

なにが難関って、材料にビーフジャーキー

どう考えてもビーフジャーキーは添加物の宝庫

お店をいくつか回ったが、無添加ビーフジャーキーなんてあるわけがない

絶対、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、発色剤(亜硝酸Na)が使われている

ネットで見つけたが、すぐに届くわけない

作るにも時間がない

ないないづくし

頭が固い私には、どー頑張っても買えなかったので、かわりに牛肉を購入

作り方を見たら、ビーフジャーキーを水で戻しているではないか!

じゃあなにもビーフジャーキーじゃなくていいよね、きっと

牛肉に焼肉のたれを浸して、はちみつを入れて煮詰めた

まぁ、これでいいか

 

お弁当箱に詰める詰め方も、娘からレクチャーを受けた(母が全くセンスがないことを知っている娘)

 

さて、

帰ってきて娘が、一言

「これ、ビーフジャーキーじゃないよね、牛肉だよね?」

はい、当たりです

干し肉じゃなかったから、物語の臨場感を味わうことが出来なかったか(´Д`)ハァ…

 

この本の「あとがき」に

『その土地の料理を口にしたとたん、それまでは見慣れぬ、どこか浮ついた「風景」にすぎなかった異国が、ふいに、ぴたりと焦点が合ったように、生きた土地に感じられる。食べるということは、それほどリアルで、それほど強い力をもっています。私が生み出した異世界であっても、皆さんにバルサに、小夜に、エリンになって美味しい料理を食べて欲しい。そして、本を読んでいる間だけでも、その土地で生きている実感を味わって欲しい。そう思いながら、私は「食べるシーン」を書いてきました。』

 

と書いてある

本の世界でも、食べ物はよく出てくるね

本当に食べるっていろんな意味で大切です

 

娘は、バルサになって食べていたのだろうか?

本の世界に入り込める娘

現実の世界であたふたしている私には、うらやましい限り

 

 

またね