やまとひなぎくのブログ

食べることは生きる事  You are what you eat!

「SDGs」自分事として何が出来るか

突然ですが、見たことありますよね、これ ↓f:id:yamatohinagiku:20210503112324p:plain

そう! SDGs 17の目標 

今、自分事として何ができるか考えてみたい

 

14.海の豊かさを守ろう

海洋プラスチックごみが年間800万トン河川などから海に流れてくるらしい。2050年には魚の重量を超えるとか?

また、海洋汚染の原因であるマイクロプラスチック

これにはゴミが付着しやすく、食物連鎖でひとの体内にも入り、それによっていろいろな病気にもなるかもしれないと言われている

出来るだけパッケージにプラスチックが使われていない物を使いたい

 

12.つくる責任、つかう責任 

ちょうど5年前、県立大学からの依頼で「食と食育と環境を考える~ESD入門講座~という講座をやった。

ESDはSDGs17の全ての目標実現の鍵である

その頃は、SDGsだのESDだの全くの無知で主に環境(エコ)を切り口に話をしなければいけなくて、農学部出身の友人(今は教授で頑張ってる)に助けてもらい、なんとか形になった。

 

その時の資料がちょっと役に立つかな?ちょっと古いけど(笑)

 

今、スーパーに買い物に行っても、旬がいつか分らなくなるほど様々な野菜が置かれている。おかげで、食べたいときに食べたいものがいつでも手に入る

しかし、その恩恵に預かるには、どこかにそれなりの負担がかかっている

 

例えば、トマト

平成17年産トマト(夏秋・冬春)農業経営費の構成
        (千円/10a)      
            夏秋トマト         冬春トマト      
        費用   構成比     費用   構成比      
農業経営費   1,032 100.0% 1,679 100.0%      
  種苗・苗木 99 9.6% 82 4.9%      
  肥料 117 11.3% 123 7.3%      
  農業薬剤 70 6.8% 76 4.5%      
  諸材料 78 7.6% 81 4.8%      
  光熱動力 104 10.1% 322 19.2%      
  農機具 40 3.9% 120 7.1%      
  農用建物 134 13.0% 221 13.2%      
  賃借料・料金 153 14.8% 293 17.5%      
  その他 237 23.0% 361 21.5%      
      資料:農林水産省「品目別経営統計」    

夏秋トマトに比べて、冬春トマトは光熱動力費が高い。

その割には

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ビタミンやカロチンの量は低い

女子栄養大学の辻村卓教授はこの調査を通して

「旬とそれ以外では、見た目は同じでも中味は別の野菜」

と言っている

石油燃料使用量も少なく、栄養価の高い旬の野菜がおすすめ

 

次はゴミについて

       福井市ゴミ排出量の内訳(生活系)

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       食品廃棄物の内訳

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食品廃棄物の内訳で

調理くずが75%以上を占める(゚д゚)!

食べ残しは12.3%

農林水産省では、不可食部を含む食品破棄を「食品廃棄物」

可食部の廃棄を「食品ロス」とよんでいるらしい

 

「食品廃棄物」を減らすため出来ること

〇野菜は基本皮をむかない(一物全体)

〇ほうれん草の根っこはきれいに砂を洗い流して食べる

〇玉ねぎのちょっと固い部分もみじん切りにして、汁に入れる

〇食材は新鮮な国内生産のもの

「食品ロス」を減らすため

 〇食べきれる分を調理する(まず、完食できた喜びを味わう)

 

まだまだ出来ることはありそう

考え続けて行きたい