「尻上りな味」とは…
2022/04/24の夕飯
●たけのこご飯
土曜日に、自分の実家の母が頂いたのをもらった
日曜日のお昼に、急遽主人の実家で筍を掘ることになり大量の筍のアク抜きをすることになるなんて想定外で、月曜日(これを書いている日)は筍三昧の夕飯になる。
●カジキの刺身(本わさび←主人の実家で採ってきた)
これも頂き物(笑)筍を掘りに行ったときに、わさびがあってそれをすりおろした。葉っぱと茎は醤油漬けに。
●ふきと高野豆腐の煮物
このふきも頂き物(笑)
家で使っている高野豆腐は、重曹や炭酸カリウムで膨軟加工をしていないので、すごく歯ごたえがあるやつ ↓
●青菜と豆腐の炒め煮
これは、大阪の料理教室で習った一品
青菜は、おひたし、胡麻和え、磯辺和え、揚げと煮たの、炒め物、と作るものが決まったものばかりだった時に出会った一品で、悩んだ時によく作る。
●あさりのお吸い物
久々に国内産のあさりをスーパーで見つけた。つぶはそんなに大きくなかったから、中国産ではないはず(笑)即、買い。
今日のポイント
タイトルの「尻上りな味」
これは、土井善晴さんの「まねしたくなる土井家の家ごはん」にあった言葉
”一口、二口めは「ちょっと味が薄い」「水っぽいな」と物足りなさを感じても、食べ進めるうちに「おいしいな」って感じる”
私は、↑のような説明をしたくてもうまく言葉にできないくて
「うまいっ!」
じゃなくて
「おいしい♡」
っていう味、としか説明できなかったが、まさにこれ!
素材の味を知ってほしい
みんな、それを感じることができる能力を持ち合わせて生まれてきてるから
昨年、一人暮らしを始めた息子が、出来合いの総菜を買ってきて食べた時があって、「どれも同じ味がする」と絶妙な言葉を言った。まさに、それ。
インスタントのだしを使うと、いつでもなんでも同じ味になってしまう。土井さんは、「インスタントのだしを使うくらいなら、水で煮ましょう」と説く。その方が、素材の持つうま味が素直に感じられるから。
素材のうま味を感じるには、やはり旬のもので、新鮮な物!
家庭でしか、味わうことが出来ない味。
幼稚園の給食でもそれに近い味を提供してきた。
今は、献立を立てて仕入れるのが私ではなくなってしまったので、そこまで出来てるかどうかわからないけど…。
まったね~