やまとひなぎくのブログ

食べることは生きる事  You are what you eat!

麹は働き者です

●本日の給食●

ごはん

鮭の塩麹焼き

マカロニサラダ

きのこの味噌汁

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今日の主菜は、「鮭の塩麹焼き」

汁は味噌汁

で、午後は給食室で味噌を仕込む

 

今日は麹が大活躍!!

味噌の材料は、越前市にある「マルカワ味噌」さんで購入

↓これ!!

 

発酵について書きたいのだけれども、とてもじゃないがここにはまとめきれない

「醸せ師」の試験に合格した友人が、醸せ師として活動を始めたら、その方にも登場してもらおう

 

食に全く興味がなかった私、アレルギー児を抱えてしまったが為に勉強したのが、アレルギーと腸内環境の関係について

(次男は血液が入れ替わると言われている4カ月できれいになった!)

皮膚に出てくる症状は、皮膚の病気ではなくて内臓の病気

なのでいくら薬を塗っても一時的にかゆみを止めているだけで治らない

花粉症もそのひとつ

「腸は肌の鏡」と言われるように、中医学でも腸と皮膚は関係がある

 

なので、腸内環境を整えるしかない!

 

麹を含む発酵食品に含まれる酵素力が腸内環境を改善することが考えられる」というエビデンスもある

 

そこで発酵食

さて、発酵食品というと何を思い浮かべますか?

味噌、醤油、みりん、酒、酢、納豆、漬物、鰹節…

日本は世界でも有数の発酵先進国、たっくさんある

これを利用しない手はない!

 

でも、発酵食なら何でも日本人に合うとは限らない

たとえばヨーグルトがそのひとつ

乳製品には乳糖(ラクトース)が含まれていてそれを餌にして動物性の乳酸菌が繁殖するのだが、もともと農耕民族だった日本人の身体にはそれを分解するための酵素を基本的には持ち合わせていない

うちの娘もそうで、小学校1年生になって給食で牛乳を飲んだ時「牛乳をのむとおなかがゴロゴロする」といい、それ以来給食で飲んでいない(小児科で乳糖不耐症と診断)

人によっては乳糖分解酵素を持っている場合もあるかもなので、食べていて何の問題もないのなら、体に機能している可能性もある

 

次は麹

麹はとっても働き者で、麹菌は酵素の塊ともいえる

体内には5000種類もの酵素があり、それぞれちがう働きをしている

人間の身体にもともとある酵素は生まれた時点で決まっているらしい

でも、ただ生きて呼吸しているだけでもちゃくちゃくと減少している

 

その酵素はほとんど生の食材に含まれている

例えば焼き魚に大根おろし

一緒に食べることで魚の消化を手伝う消化酵素を補える

が、残念なことに、生野菜に含まれる酵素は数種類

でも、麹が含まれている発酵物になると100種類以上になると言われている

なので、麹は大事!

酵素を無駄遣いしないよう、腹八分目!

毎日、何かしらの発酵食を取り入れて酵素を増やす!

 

話が長くなったのでここらへんで

毎朝食の味噌汁は欠かせません

 

またね~